第6回「地域歴史講座」

平成26年10月4日(土)、中央公民館主催 第6回「地域歴史講座」を実施しました。

テーマは、「北条の古代を巡る 珍読?超読!『風土記伝承』の読み方」、講師は、加西市立図書館 郷土資料係長 萩原康仁 氏です。

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60もあったはずの風土記ですが、現在残っているのは常陸、播磨、出雲、備前、豊後の五つです。

播磨国風土記には、現在の加西市である「賀毛群」についての記載があります。

「賀毛群」とは、つがいの鴨が巣を作って卵を産んだ為「生命の再生」、秋の時期にやってくる為「実りの使者」という意味があるそうです。

また、賀毛群の「毛」は、生い茂る様にという意味をあてこみ、本来なら「鴨」1文字だが、地名は漢字2字でつけることになっていた為「賀毛群」となったそうです。

風土記の舞台は、地方豪族が力を持っていた時代で、大和・吉備・出雲など支配と帰属をめぐる争いがあり、伝承の背景には土地争いや支配があったことや、

当時の価値観・生活規範には呪術的要素が深く関わり、人々の生活が吉凶、祭祀と神、呪いや呪術、言霊など、豪族や神様同士の力関係に影響されていた話などもお聞きすることができました。

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終わりに、今日の講座について「古代の北条のひとつの読み方として見ていただけたら。想像力を働かせて、歴史を楽しんでください」と締めくくられました。

次回は、11月1日(土)、集合場所は加西市民会館 正面ホールに午前10時に集合し、講座会場である埋蔵文化財整理室まで歩いて移動します。(徒歩約2分)

テーマは「奈良時代の寺院と石仏(仮)」、講師は加西市教育委員会 文化スポーツ課 課長補佐 森 幸三 氏です。お楽しみに。