第2回地域歴史講座を開催しました

平成27年6月2日(火)中央公民館主催の第2回地域歴史講座を姫路文学館 学芸員 甲斐 史子 氏を講師にお迎えし、『播磨国風土記』入門をテーマに開催しました。

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「播磨国風土記」唯一の写本、三条西家本(原品は天理大学付属天理図書館蔵・国宝)のレプリカ(姫路文学館所有)の写真をスクリーンに映しながら、風土記についてご講義されました。

 

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「播磨国風土記」の里の名前の下に小さく書かれている文字は、土地の肥沃さ、肥えた土地か、やせた土地か等級別に「上の上」から「下の下」まで9段階に分けて表したもので、簡潔に奈良の都に報告していることを教えていただきました。

当時の日本は北は岩手・秋田から南は鹿児島県あたりまで、58の国に分けられていました。

現在は、そのうちの5つの国(播磨国・出雲国・常陸国・肥前国・豊後国)の風土記が残っています。

播磨国風土記の成立、江戸時代に京都の三条西家から発見されたいきさつ、柳田國男とその兄井上通泰の研究など、風土記に関する歴史を学び、風土記の読み方・見方一つで風土記をもっと身近に楽しむことができると教えていただきました。

 

 

 

 

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「風土記は今まで少し知っていたけれど、今日の話はよく分かってすっきりはっきりしたわ。良かった」と帰り際に喜びの声も受講生さんから聞くことが出来ました。

甲斐先生は、6月7日から姫路文学館の改修がはじまるとの事でいつもに増してお忙しい中、ご講演いただきありがとうございました。

次回は7月7日(火)「播磨国風土記と加西」をテーマに兵庫県まちづくり技術センター 埋蔵文化財調査部 岸本 一宏 氏を講師にお迎えし開催します。受講をご希望の方は中央公民館までお申し込みください。