第2回 かしの木学園を開催しました。

平成27年6月9日(火) (元)加西市文化財審議委員会 会長 延喜式内 乎疑原神社 宮司 山本 安彦 氏を講師にお迎えし、『播磨国風土記』こぼれ話をテーマにご講演いただきました。

 

 

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山本先生は、加西市の歴史に関わる著書も多く、1300年祭で盛り上がりを見せた播磨国風土記についても、数多く執筆されておられます。

歴史に興味・関心をあまり持たれていない学園生の皆さんにも、1300年という歴史の節目を祝った年を機に、風土記を身近に感じていただき播磨地域・加西の脈々と受け継いできた歴史をご紹介しました。

 

 

 

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風土記と聞くと、賀毛の郡と根日女の伝承をイメージされる方も多いと思います。

「玉野の村あり、その所以は、意奚・袁奚二はしらの皇子等、美嚢の郡志染の里の高野の宮に坐して山部の小楯と遺りて、国造許麻の女、根日女を誂ひたまひき。ここに根日女、己に命に依り訖はりき。その時、二はしらの皇子、相辞びて娶ひたまれず。日間に至りぬ。根日女、年長いて逝りき。時に皇子等大く哀み、やがて小立を遣りて勅りたまひしく。「朝日夕日の隠はぬ地に墓を造りて、其の骨を蔵め、玉を以ちて墓を餝らむ。」とのりたまひき。故、此の墓に縁りて玉丘と號けその村を號く。」

・・・・抜粋されたこの文面だけでも、加西の歴史を感じ取ることが出来たのでないでしょうか?

天皇・神・古墳・万葉集などを絡めて分かり易く教えていただきました。

 

 

 

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また、女性観の違いもアダムの肋骨から玩具としてイブをつくったとされるアダムとイブの話に象徴されるように男尊女卑の考え方をする西洋とは違い、日本は神代の昔から女性が強く、風土記撰進の命を下した元明天皇も女性であるそうです。

現在に至っても、女性は財布の紐をしっかりと握り、男を立てて操る人が多い、いうなれば犬の放し飼いのようだなどと会場を笑いに包み込む、ユーモアにあふれた話術で楽しく学ぶことが出来ました。

山本先生分かり易く楽しく歴史の楽しさを教えていただきありがとうございました。

次回は7月26日12:00~加西市民会館文化ホールで中央ふれあいまつりの芸能発表でお会いしましょう。

次々回は8月11日 ~戦後70年の時を経て~『鶉野飛行場跡』をテーマに加西市歴史街道ボランティアガイドの三宅和子氏を講師にお迎えし開催します。