第3回地域歴史講座を開催しました。

平成27年7月7日(火)第3回地域歴史講座を兵庫県まちづくり技術センター 埋蔵文化財調査部 岸本 一弘氏を講師にお迎えし、『播磨国風土記と加西』をテーマに開催しました。

 

 

 

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小学生の頃から考古学に興味を持たれていた講師 岸本氏は、加西市にも自転車で来られ、周辺の遺跡を見て回られたり、高校から大学時代には遺跡発掘調査に参加されたり・・・

加西市内では、玉丘古墳周濠調査や福居町の腹囲号墳の発掘調査にも参加されたそうです。

本により、表記が違う事で受講生が戸惑いそうなところを資料を基に最初に説明をされました。

例えば、風土記の賀毛の郡(加西市域)に出てくる“すふ”の里も、本により条布(すふ)の里や修布(すふ)の里と表記が違うそうです。

また、里については「風土記」記載の「里」の位置を推定した7・8世紀の集落跡を大正6年の村名・村域と照らし合わせた地図の資料を基にご講演いただきました。

 

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加西市内の遺跡分布を弥生時代~古墳時代~奈良時代と変わりゆく様子を時代を追って、スクリーンに映し出されながら、また、講師が関わられた発掘時の様子や貴重な写真に基づいてご講演を頂きました。

 

 

 

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特に玉丘古墳については測量図、模式図、石棺の復元図などの資料を基に詳しく説明をしていただきました。

根日女、オケ、ヲケの記載ある風土記と、玉丘古墳の間には、60年近くの時代差が考えられるので、風土記を伝承と考える方がいいのではと・・・・

岸本先生、埋蔵文化財の発掘調査にお忙しい中、ご講演いただきありがとうございました。

次回は8月4日(火)「播磨国風土記と託賀郡の成り立ち」をテーマにNPO法人妙見山麓遺跡調査会 神崎 勝 先生を講師にお迎えし開催します。