第4回地域歴史講座を開催しました

平成27年8月4日 NPO法人妙見山麓遺跡調査会 神崎勝氏を講師にお迎えし、『播磨国風土記と託賀郡の成り立ち』をテーマに開催しました。

 

DSCF3120

 

 

 

 

 

 

託賀郡はもともと氷上の一部だったのではないだろうか、という従来から漠然と言われてきた事を、文献資料・考古資料・古代の地図などを基に検証する形で講義をされました。

『播磨風土記』の中から託賀郡条に関する部分を取り上げ、古代の文章を読むときの読み方を教えていただきました。

読み方が難しい古代の資料には、ルビを施して下さっていたので、理解しやすかった様に思います。

ある土地にやってきた神が、その土地を褒める 「土地褒め」(くにほめ)の儀礼を行うことで、土地を手に入れた事や、その時のやり取り等が地名の語源になった事、また、土地や地名の由来中心の記述のため、『播磨国風土記』は読みにくいなどと話されました。

 

 

DSCF3115

 

 

 

 

 

 

入角古墳郡や東山古墳群など、古墳の所在地や石室については、地図やホワイトボードを使って、図説で分かり易く教えていただきました。

古墳の中に甕を据えるのは黄泉の国との境にしているなど、そこからも当時の人たちの様子を伺い知ることが出来ました。

また、地名のM音(マ行)とB音(バ行)の交代など、興味深い話も聞かせていただくことが出来ました。

神崎先生、播磨風土記や出雲風土記など連続講座開催中でお忙しい中、本当にありがとうございました。

次回、第5回地域歴史講座は9月1日(火)小野市立好古館 館長の石野 茂三氏を講師にお迎えし、『播磨国風土記と小野市』をテーマに開催します。