第5回 シニアカレッジ 北部公民館 かしの木学園

今回は「 環境は人を育てる 」と題して、元兵庫県立社高等学校校長、森脇忠之先生にご講演をいただきました。

本題に入る前に、自己紹介を含め、近隣地区で活躍しているスポーツアスリートを紹介され、来年行われる東京オリンピックに出場するであろう数名の選手や自ら高校野球監督時代にかかわった近本選手(阪神タイガース)のエピソードを紹介されました。

そして、平成16年選抜高校野球大会、甲子園の戦いぶりを話され、公立高校として全国ベスト4に輝いた軌跡の中での苦労話や学校・地域・家庭が連携をより強化することにより、地域の活性化が図れることを教えていただきました。

 

次に、昭和57年より長年にわたる監督経験から、自らの指導法の変化について話されました。

若さゆえ、がむしゃらに勝ちにこだわった時代。子どもで負ける監督から、子どもを守り子どもで勝たせる監督へ。

生徒からのボトムアップを重視し、主体性を生かす指導へ。監督としての危機管理能力や保護者との連携協力体制の構築。

そして、生徒自らが郊外の清掃を含め、グランド整備等を通して気づきの心を育てることの大切さを浸透させる監督にへと。

気づきの心の育成は、学校だけでなく職場でも家庭でも大切であり、これからの人材育成には不可欠と教えられました。

 

先生に教わった生徒たちは、野球を通して将来の人生にどう結びつけ、人間力を豊かにすることを学びました。

現に、先生の教え子は、中・高・大学で野球を指導している教師が20名を超え、それぞれの学校で森脇イズムを継承し、さらに広げていっております。先生にとって、長年の努力の賜物であり、心から敬服と賛辞を送ります。

講演会テーマ「環境は人を育てる」  身の回りの環境を整えることも大切です。しかし、最大の環境は「 教え、導いていく人間 」、そのものだと、今日の先生のお話から教えていただきました。

先生は、今年4月より神戸神港学園高等学校の野球部総監督として、再び現場に戻られました。

今、兵庫県秋季大会、真っ只中。名門復活に向け努力されることを心よりお祈りしますとともに、未来を担う豊かな人間力を備えた子どもたちの育成にご尽力いただきますようお願いいたします。

森脇忠之先生。ありがとうございました!