令和2年度 第1回北部公民館 シニアカレッジかしの木学園

コロナウィルス感染拡大防止のため、2か月遅れで、北部公民館シニアカレッジ「かしの木学園」が7月10日(金)に開催されました。

あいにく、梅雨前線の影響で朝から雨の降る日でしたが、学園生58名の参加がありました。

第1回のテーマは「野生動物の生態と被害対策について」と題し、兵庫県森林動物研究センターより、森林動物研究員の野口和人氏によるご講演をいただきました。

野生動物の被害については、加西市においても多く、その対策が各地区で図られており、より身近な問題でもあります。

先生のお話の内容は、獣害の歴史から始まり、県下の野生動物被害の現状を紹介していただきました。そして次にイノシシ・シカ・アライグマ・ツキノワグマの生態について動画を交えながら説明していただき、改めてそれぞれの特徴や行動様式を知ることができました。

そして、獣害対策の基本的な考え方として

「野生動物にとって、集落を居心地が悪くて、餌が少ない場所にすること」

1、エサをなくす  ・・・・  目的をなくす

2、環境改善    ・・・・  居心地を悪くする

3、囲い込む    ・・・・  寄せ付けない

4、追い払う    ・・・・  恐怖心を与える

5、補獲する    ・・・・  捕まえてしまう

これらの対策をバランスよく組み合わせることが重要であると教えていただきました。

そして最後に、自分の農地は自分で守る!

自分たちの地域は自分たちで守る!

ことの大切さを強調され、地域に根付いた防護と捕獲の体制づくりの構築がこれから重要であると述べられ、ご講演をしめくくられました。